人前に出ると自分の思ったことを話せなくなる人は少なくありません。
一般的にはあがり症と言われています。
あがり症の治し方を小さい時から模索していて、大人になってもそれがわからずに悩んでいる人も少なくありません。
あがり症を治すことに一生懸命になり過ぎて、逆効果となる場合もあります。
むしろ逆効果のケースが多いでしょう。
あがり症の程度は人によって様々ですが、顔が上気する、汗をかく、言葉が出ないと言ったことから、手足が震えることもあります。
スポーツの試合や発表会などでよくわかります。
本番に強い人と弱い人がいるからです。
あがり症の人は本番に弱いため、いつも悔しい思いをしていることでしょう。
日頃練習をしていないのに本番に強いと言うだけで、好成績を修めることができる友人をうらやましい気持ちで見ていたのではないでしょうか。
あがり症のメカニズムはかなり解明されていますが、その治し方が普及していないのはどうしてでしょうか。
治し方に特定の方法がないからです。
アドレナリンが分泌されて、興奮状態になりますが、それを意識的に抑えることができなければ、あがり症を治すことはできません。
アドレナリンが分泌されるとあがってしまうからです。
アドレナリンを意識的に制御できる人はあがりません。
場数を踏むことによってあがり症を克服できると言われていますが、それは人前で話すと言った特定の状況を作る場合だけです。
ただ、慣れてしまうことであがり症の症状は軽減されます。
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