あがり症と聞けば何となくわかるかもしれませんが、具体的な特徴は本人でもわかっていないのかもしれません。
あがり症の治し方を知るためには、あがり症の本質を知らなければなりません。
適当な治し方は逆効果になるケースもあります。
あがり症について考えてみましょう。
心臓の鼓動が早くなったり、汗をかいたりするのは血液中のアドレナリンの量が増加するためです。
アドレナリンは睡眠から覚める時や興奮する時に神経から分泌される物質です。
この分泌を自分の意志で制御できないため、あがり症を抑えることが難しいのです。
理性の働きと別次元の動きです。
あがると言う症状は人間として正常な反応ですが、話をすると言った行為に支障をきたしてしまうために、悩みとなります。
つまり、悩みたくなければ、あがっても問題とならない生活を送ることも一つの解決方法です。
しかしながら、社会生活を送る上で、どうしても人前で話さなければならない状況が発生します。
それを乗り越えたいと思うために、あがり症の治し方を模索するのです。
人前でスピーチをする状況を考えてみましょう。
急に指名された時と順番待ちの状況ではあがり方が違います。
順番待ちの方があがるのです。
つまり、自分が置かれている状況を正しく判断して、いろいろと考えてしまう状況があがり症となっていると考えられます。
考えすぎるとよくないとよく言われますが、わかっていても直せないでしょう。
あがり症を克服することは難しいのです。
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