あがり症に悩む人は世界中にいるのでしょうか。
実は日本人にあがり症の人が多いと言われています。
その理由を考えてみましょう。
自分が育った文化が大人になってからの行動に大きく影響することは誰も否定しないでしょう。
それではあがり症は一つの文化なのでしょうか。
人前で積極的に発言する機会がない、発言がいいことだと思われていないことなどが日本の文化の底辺にあるのではないかと言われています。
また、失敗が悪いことだと言う意識が強いため、失敗してもいいじゃないかと言う気持ちになれないのです。
日本人でも外国で育った人や親が外国人の場合はかなり違います。
子ども時代の家族の影響を強く受けているのです。
日本の文化として、人と違うことをすることは恥ずかしいと言う考えがあります。
アメリカなどでは恥ずかしいと言う気持ち自体がない場合もあります。
日本の文化を恥の文化だと言った人がいました。
正にそれがあがり症を作り出しているのかもしれません。
そう考えれば、あがり症は悪くありませんし、悩む必要もないのです。
ただ、現代においては普通の人でも人前で話す機会があります。
その時に失敗したくないと思ってしまうために悩まなければなりません。
あがり症の治し方を長年、探し求めている人は少なくありません。
ただ、簡単に治し方が見つかるわけではありません。
日本人の行動パターンが欧米化していますから、昔よりもあがり症の人は少なくなっている推定されます。
関連記事
トラックバック
トラックバックURL