あがり症とは極度に緊張して自分がやるべきことができなくなる状態です。
病気ではありませんから、病院で治し方を教えてもらうことはできません。
あがり症による緊張はだんだんと強くなってしまうことが問題です。
ただ、あがり症ではない人でもまったく緊張しない人はいません。
程度問題なのです。
少しでも緊張するとそれが引き金となって、どんどん緊張感が高くなります。
スピーチやスポーツなど緊張によって強くなることもありますが、多くの場合緊張はマイナスの効果となってしまいます。
あがり症の人はちょっとしたことが大舞台になってしまうのです。
緊張するのを止めることができません。
しかし、それを自分のエネルギーに変えることができれば、普通以上の力を発揮することができるでしょう。
試合になると活躍するスポーツ選手がいますが、そのような人は緊張をばねに変えることができるのです。
意識して緊張を制御することができれば、あがり症の治し方で悩む必要もありませんが、それはしょせん無理なことです。
あがり症を克服することが無駄なことだと考えてみませんか。
悩むことがばからしいと思ってください。
そうすれば、あがり症とうまく付き合うことができるでしょう。
治し方を知るのではなく、治し方は必要ないと思ってください。
緊張のために自分が思っていることの半分も話すことができなかったと言う苦い経験が今のあがり症を作っていると言って間違いないでしょう。
過去の経験を忘れてしまうことが重要です。
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