あがり症は病気ではありません。
しかし、日常生活の中であがり症であるために、困ることはたくさんあります。
ひどい場合は生活に支障が出てしまうのです。
人と話すことができず、ショップに行って必要なものを購入することができません。
あがり症の確実な治し方はわかりませんが、改善することならできるでしょう。
要するに完璧を目指すのではなく、ほどほどでいいのだと気楽に考えましょう。
もっとも、気楽に考えることができないために、あがり症になってしまいます。
あがり症を改善するためには、失敗してもいいのだ、誰も自分を見ていないと言ったイメージ作りが重要だと言われていますが、これは治し方としておすすめできません。
なぜなら、あがり症は悪いので、何とかして気を紛らわそうと言う気持ちが出ているからです。
それを自分自身が自覚しているため、あがり症の改善は望めません。
それではどうすればいいのでしょうか。
あがり症が出るのは自覚していない部分の脳の働きです。
理性の力でその脳を騙すのです。
自分が成功している映像、人前ではきはきと発言している映像を思い浮かべましょう。
それは一生懸命にやってください。
そうすることで脳の奥深くで変化が表れます。
もちろん、それは自分で意識できることではありません。
ただ、過去の暗い経験があがり症を作っていることは間違いありません。
赤ちゃんにはあがり症がないからです。
小さな子どもはどんなことをしても恥ずかしがりませんが、大きくなるにしたがって恥ずかしいと言う気持ちが出てきます。
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