あがり症の克服

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普通に暮らしていても、緊張する場面はいくつか出てくると思います。
例えば、ちょっとした会合でスピーチするとか、PTAでの活動とか、お仕事ならプレゼンなど、人前で緊張してしまうシーンは誰でもあるでしょう。
その緊張が、身体に変化をもたらし、赤面、震え、大汗、言葉が出ないなど、悪影響を与えてくると、これはあがり症ということになります。
あがり症を克服するには、まず、緊張、そのものを克服することです。
緊張していることを意識しすぎると、あがり症ではない方もおかしなことになってしまうケースがあります。
緊張は誰でもするものですが、「今、自分は緊張している」と意識してしまうと、そのことによって余計にあがり症が悪化します。
実は、この緊張を楽しむことができれば一番よいのですが、普通の人間は簡単にはできないことでしょう。
例えば、ステージに慣れている方などは、「緊張が心地よい」と言いますし、ミュージシャンなどは「緊張感が病みつきになる」という人もいます。
プロになれば、そこまで自分の気持ちをコントロールできるのでしょう。
ですが、私たち一般人は、そこまでは無理でしょうから、せめて「スピーチを楽しもう!」くらいの気持ちを持ちたいですね。
あがり症を克服するには、「失敗したくない」という考えを「失敗しても楽しめばいい」という考え方に変えることをおすすめします。
それから「いま、すごく緊張していますので上手にスピーチができるか心配です」と正直な気持ちを先に言ってしまうとラクになります。
見栄をはらず、等身大の自分を見てもらう、緊張している自分を見てもらう、そのスタンスで行けば、大勢の前のスピーチもこなせるでしょう。
どうしても不安な方は、あがり症のために開発された市販薬を服用してもよいでしょうが、まずは自分の考え方を変えないと克服することはできません。
市販薬は単なるサポートなのですから。

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